- なぜ、小児(5~11歳)の追加(3回目)接種が必要なのですか。
- オミクロン株の流行下で小児の重症者数が増加傾向にあること、初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果が時間の経過とともに低下することから、小児への3回目接種が推奨されています。
- 1・2回目の接種後、3回目の接種前に12歳の誕生日を迎えました。どうしたらよいでしょうか。
- 3回目の接種前に12歳の誕生日を迎えた場合は、12歳以上用のワクチンを接種します。
- なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。
- 小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種を行うことが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
- 小児(5~11歳)の接種では、どのような効果がありますか。
- ファイザー社のワクチンは、5~11歳の小児においても、オミクロン株系統に対して、中和抗体価の上昇が確認され、重症化予防はもとより発症予防効果も期待されています。
- 接種する量や回数、接種間隔は成人と同じですか。
- 小児で接種する有効成分の量は、12歳以上で接種する量より少なく設定されています。小児での接種回数と接種間隔は、12歳以上での接種と同様に設定されています。
- 小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。
- 安全性は既承認の製剤と同様であり、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度又は中等度であり回復していることなど、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
- 子どもがワクチン接種後に発熱しました。対応は成人の場合と同じでよいでしょうか。
- 成人の場合と同様です。ワクチン接種後の発熱に対しては、日本小児科学会より、発熱の程度に応じて解熱鎮痛薬を使用できることが示されています。ご不安な場合は都道府県の相談窓口や、身近な医療機関にご相談ください。
- 小児の接種時に必要なものはありますか。
- 5~11歳のワクチン接種では、原則、保護者の同伴が必要となります。また、未就学児の子どもの接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、特にこの年代の方は、接種当日は可能な限り、母子健康手帳の持参をお願いします。
- 海外ではどのくらい小児(5~11歳)の接種が行われていますか。
- 2023年秋冬の接種に用いるワクチンについて、海外ではオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1系統)の推奨が発表されています。
- 1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきました。どうしたらよいでしょうか。
- 11歳以下と12歳以上では、接種するワクチンの種類も量も異なります。2回目も1回目と同じ5~11歳用のワクチンを接種します。
- 小児(5~11歳)の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか。
- ワクチン接種後数日以内は、様々な症状に注意しながら過ごす必要があります。また接種後でも、引き続き効果的な感染対策の継続をお願いします。学校生活では、接種を受けるまたは受けないことによって、差別やいじめなどが起きることのないようお願いします。
- 接種した当日や翌日は学校(幼稚園を含む)等を休んでも大丈夫でしょうか。
- ワクチン接種や、その後の副反応等で学校等を休む場合は、欠席としないなど柔軟な取扱いが可能とされています。出欠の取扱いについては、まずは、子どもが通う学校等にご相談ください。
- 接種後に子どもが副反応等で体調を崩した場合、保護者は仕事を休んでも大丈夫でしょうか。
- 企業によっては、このような場合に活用できる休暇制度を設けている場合があります。小学校就学前であれば、育児・介護休業法における子の看護休暇の取得を申し出ることも考えられます。また、年次有給休暇の利用目的は限定されていません。子どもへのワクチン接種等のため仕事を休む必要があると考えられる場合は、あらかじめ、職場によく相談しておくことをお勧めします。
- 基礎疾患がある子どもに接種して大丈夫でしょうか。
- 基礎疾患がある子どもなど、特に重症化リスクの高い方には接種をお勧めしています。主治医とよく相談しながら、接種をご検討ください。
- ワクチンの接種会場は成人と同じでしょうか。
- 会場によって取り扱うワクチンは異なります。自治体からのお知らせ等をよくお読みいただき、接種可能な会場をお探しの上、ご予約をお願いします。
- 小児(5~11歳)の接種に「努力義務」は適用されているのでしょうか。
- 令和5年(2023年)秋冬の接種では、接種目的が重症化予防とされたことから、重症化リスクの高い方にのみ努力義務の規定が適用されています。ただし、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
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