- 初回(1回目・2回目)接種や小児(5~11歳)、乳幼児(生後6か月~4歳)の接種でもオミクロン株対応2価ワクチンが使用できるのですか。
- 現時点では、小児の追加接種では使用可能ですが、初回接種や乳幼児接種では使用できません。今後の薬事承認等の状況を踏まえて、順次使用可能とすることを検討していきます。
- なぜ、オミクロン株対応2価ワクチンの接種が必要なのですか。
- オミクロン株の流行が続く中、審議会での議論を踏まえ、重症化予防はもとより、感染や発症を予防する目的で、オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種が推奨されています。
- オミクロン株対応2価ワクチンとは、どのようなワクチンですか。
- オミクロン株対応2価ワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの一つで、従来株(新型コロナウイルス感染症発生時の株のこと。オリジナル株、起源株ともいいます。 )に由来する成分と、オミクロン株に由来する成分の両方を含む「2価ワクチン」です。従来のワクチン(従来株のみに由来する成分を含むワクチン)と比較して、オミクロン株に対する重症化・感染・発症予防効果がそれぞれ強いことが期待されています。
- オミクロン株対応2価ワクチンの接種にはどのような効果がありますか。
- オミクロン株対応2価ワクチンの接種により、従来のワクチンの接種と比較して、中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であること等が確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています。
- BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは、どちらのほうが効果がありますか。どちらを接種したほうがよいのですか。
- オミクロン株対応2価ワクチンは、BA.1対応型であっても、BA.4-5対応型であっても、従来の1価ワクチンを上回る効果と、今後の変異株にも有効である可能性が期待されています。対応するオミクロン株の種類にかかわらず、その時点で接種可能なオミクロン株対応2価ワクチンを接種するようお願いします。
- 新たな変異株(XBB、BQ.1.1など)が出現したと報道されていますが、これらの変異株も含めて、BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは効果がありますか。
- 現時点の知見を踏まえると、オミクロン株対応2価ワクチンによる接種は、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、従来型ワクチン接種を上回る効果がみられ、今後の変異株にも有効である可能性が期待されています。
- オミクロン株対応2価ワクチンの接種は、どのような人が対象になりますか。
- 令和5年(2023年)5月8日以降、現在は、重症化リスクが高い方(高齢者や基礎疾患を有する方等)、医療従事者等、5~11歳の方が接種対象となっています。
- 海外ではどのくらいオミクロン株対応ワクチンの接種が行われているのでしょうか。
- 欧米ではオミクロン株対応2価ワクチンの接種が承認され、いくつかの国では接種が開始されています。
- 新型コロナワクチンの接種を受ける場合、令和4年(2022年)度に配布された接種券は、令和5年(2023年)度の接種でも使えますか。
- これまでに配布された接種券が引き続き有効に使えるかどうかは、市町村によって取扱いが異なるため、お住まいの市町村の案内に従ってください。
- オミクロン株対応2価ワクチンにはどのような副反応がありますか。
- 主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、疲労、発熱等がありますが、現時点で重大な懸念は認められないとされています。
- オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンと同時に接種できるのですか。
- オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。インフルエンザワクチン以外のワクチンは、オミクロン株対応ワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
- オミクロン株対応2価ワクチンが追加接種のみで、初回(1・2回目)接種として使用されないのはなぜですか。
- オミクロン株対応2価ワクチンは、現時点で追加接種として臨床試験等が実施されており、追加接種の用法のみで薬事承認がなされています。
- オミクロン株対応2価ワクチンの接種が始まってからも、従来ワクチン(1価)による追加接種はできるのですか。
- 現時点では、3回目以降の接種はオミクロン株対応2価ワクチンをおすすめしていますが、何らかの理由でそれ以外での接種を希望される12歳以上の方には、武田社ワクチン(ノババックス)を接種していただけます。
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