- なぜ、オミクロン株対応ワクチンの接種が必要なのですか。
- オミクロン株の流行が続く中、審議会での議論を踏まえ、重症化予防はもとより、感染や発症を予防する目的で、オミクロン株対応2価ワクチンの追加接種が推奨されています。
- オミクロン株対応ワクチンとは、どのようなワクチンですか。
- オミクロン株対応ワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの一つで、従来株(新型コロナウイルス感染症発生時の株のこと。オリジナル株、起源株ともいいます。 )に由来する成分と、オミクロン株に由来する成分の両方を含む「2価ワクチン」です。従来のワクチン(従来株のみに由来する成分を含むワクチン)と比較して、オミクロン株に対する重症化・感染・発症予防効果がそれぞれ強いことが期待されています。
- オミクロン株対応ワクチンの接種にはどのような効果がありますか。
- オミクロン株対応ワクチンの接種により、従来のワクチンの接種と比較して、中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であること等が確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています。
- BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは、どちらのほうが効果がありますか。どちらを接種したほうがよいのですか。
- オミクロン株対応2価ワクチンは、BA.1対応型であっても、BA.4-5対応型であっても、従来の1価ワクチンを上回る効果と、今後の変異株にも有効である可能性が期待されています。対応するオミクロン株の種類にかかわらず、その時点で接種可能なオミクロン株対応2価ワクチンを接種するようお願いします。
- 新たな変異株(XBB、BQ.1.1など)が出現したと報道されていますが、これらの変異株も含めて、BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは効果がありますか。
- 現時点の知見を踏まえると、オミクロン株対応2価ワクチンは、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、従来型ワクチンを上回る効果と、今後の変異株にも有効である可能性が期待されています。
- オミクロン株対応ワクチンの接種は、どのような人が対象になりますか。
- 1・2回目の接種を終えた12歳以上のすべての方が接種可能です。
- 海外ではどのくらいオミクロン株対応ワクチンの接種が行われているのでしょうか。
- 欧米ではオミクロン株対応2価ワクチンの接種が承認され、いくつかの国では接種が開始されています。
- これまでの接種券でオミクロン株対応ワクチンを接種できますか。
- オミクロン株対応ワクチンの接種対象に該当する方であれば、お手持ちの3回目または4回目接種用の接種券を使用して接種いただけます。
- オミクロン株対応ワクチンにはどのような副反応がありますか。
- 主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、疲労、発熱等がありますが、現時点で重大な懸念は認められないとされています。
- オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンと同時に接種できるのですか。
- オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。インフルエンザワクチン以外のワクチンは、オミクロン株対応ワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
- オミクロン株対応ワクチンが追加接種のみで、1・2回目接種として使用されないのはなぜですか。
- オミクロン株対応ワクチンは、現時点で追加接種として臨床試験等が実施されており、追加接種の用法のみで薬事承認がなされています。
- オミクロン株対応ワクチンの接種が始まってからも、従来ワクチン(1価)を接種することはできるのですか。
- 現時点では、初回(1回目・2回目)接種を完了した方は、3回目接種以降はオミクロン株対応ワクチンを1回接種することとしています。
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