厚生労働省では、各都道府県に対し、新型コロナワクチン接種後の副反応に係る相談窓口等の設置と、専門的な医療機関を円滑に受診できる体制の確保をお願いしています。小児(5~11歳)に対しては、保護者からの相談も受け付けていますので、都道府県の相談窓口をご活用ください。
なお、副反応を疑う症状に対する診療体制の構築については、こちらでも解説しています。
ワクチン接種後の発熱に対して、日本小児科学会では、ホームページの中で下記のように示しています。
「ワクチン接種後の発熱は、ほとんどが接種当日から翌日にかけてみられ、1日程度で解熱する場合が多いとされています。程度が軽い場合は、冷却などで様子をみていただくことでかまいません。発熱の程度に応じて解熱薬を使用することもできます。こどもで安全に使用できる解熱薬として、アセトアミノフェンがあげられます。サリチル酸系、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸などの解熱薬は、インフルエンザや水痘などのウイルス感染時に使用した場合の急性脳症発症や重症化との関連の可能性があるため、使用を控えてください。
熱性けいれんを起こしたことがある場合、何らかの病気で治療を受けている場合、薬などでアレルギー症状を起こしたことがある場合などは、発熱時の対応について事前にかかりつけの先生にご相談下さい。
発熱が長く続く場合、発熱以外の症状もある場合などもかかりつけの先生にご相談下さい。」
ご不安な場合は、前述の都道府県の相談窓口や、身近な医療機関にご相談ください。
(参考資料)
新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応を疑う症状に対する診療体制の構築について(厚生労働省)
5歳以上11歳以下の者への新型コロナワクチン接種に向けた接種体制の準備について(厚生労働省)
「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」に関するQ&A(日本小児科学会)
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