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新たな変異株(XBB、BQ.1.1など)が出現したと報道されていますが、これらの変異株も含めて、BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは効果がありますか。※最終更新日:2023年7月4日

新たな変異株(XBB、BQ.1.1など)が出現したと報道されていますが、これらの変異株も含めて、BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンは効果がありますか。※最終更新日:2023年7月4日

現時点の知見を踏まえると、オミクロン株対応2価ワクチンによる接種は、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、従来型ワクチン接種を上回る効果がみられ、今後の変異株にも有効である可能性が期待されています。

オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の追加接種後の中和抗体価は、従来型ワクチンの3回目、4回目接種後と比較して、オミクロン株の亜種(BA.1、BA.5、BA.2.75.2、BQ.1.1、XBB)のいずれに対しても高かったという報告があります。

また、オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の有効性について、

  • 接種後約1か月において、新型コロナワクチン非接種者と比較して56%、従来型ワクチン接種後2~4か月の者と比較して31%、救急外来受診を減らす効果があった
  • 接種後約1か月において、新型コロナワクチン非接種者と比較して57%、従来型ワクチン接種後5~7か月の者と比較して38%、入院を減らす効果があった

という報告や、

  • BA.4-5対応型による追加接種は、従来型mRNAワクチンのみを2回以上接種した者のうち、直近の接種から2~3か月の者や8か月以上の者と比較して、それぞれ18~49歳で30%と56%、50~64歳で31%と48%、65歳以上で28%と43%、発症を予防する効果があった

という報告があります。

上記の報告はBA.4-5対応型ワクチンに関するものですが、現時点の知見を踏まえた専門家による検討では、免疫を刺激する性質を比較した場合、従来株と現在流行しているオミクロン株との差と比較すると、オミクロン株の中での種類(BA.1とBA.4-5)の差は大きくないことが示唆されています。オミクロン株対応2価ワクチンによる接種は、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、オミクロン株成分を含むことで、現在の流行状況では従来型ワクチンの接種を上回る効果がみられ、オミクロン株と従来株の2種類の成分が含まれることで、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いことが期待されています。

そのため、従来型ワクチンによる最終の接種から3か月以上経過後の時点で接種可能な、オミクロン株成分を含むワクチンを接種いただくようお願いします。

(参考)
オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の有効性(第51回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会基本方針部会資料より抜粋)

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