オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の追加接種後の中和抗体価は、従来型ワクチンの3回目、4回目接種後と比較して、オミクロン株の亜種(BA.1、BA.5、BA.2.75.2、BQ.1.1、XBB)のいずれに対しても高かったという報告があります。
また、オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の有効性について、
という報告や、
という報告があります。
上記の報告はBA.4-5対応型ワクチンに関するものですが、現時点の知見を踏まえた専門家による検討では、免疫を刺激する性質を比較した場合、従来株と現在流行しているオミクロン株との差と比較すると、オミクロン株の中での種類(BA.1とBA.4-5)の差は大きくないことが示唆されています。オミクロン株対応2価ワクチンによる接種は、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、オミクロン株成分を含むことで、現在の流行状況では従来型ワクチンの接種を上回る効果がみられ、オミクロン株と従来株の2種類の成分が含まれることで、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いことが期待されています。
そのため、従来型ワクチンによる最終の接種から3か月以上経過後の時点で接種可能な、オミクロン株成分を含むワクチンを接種いただくようお願いします。
(参考)
オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)の有効性(第51回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会基本方針部会資料より抜粋)
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