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乳幼児(生後6か月~4歳)の接種にはどのような副反応がありますか。

乳幼児(生後6か月~4歳)の接種にはどのような副反応がありますか。

接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

ファイザー社のワクチンは、生後6か月~4歳の接種において、接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が臨床試験で確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していることや、実薬群とプラセボ(生理食塩水)群とで大きな差はなかったこと等、現時点で得られている情報から、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

生後6~23か月の被験者において、注射部位の圧痛は接種当日(中央値)に発現し、持続期間は1 日(中央値)であり、その他の全身反応は接種翌日~4.5 日(中央値)に発現し、持続期間は1~2 日(中央値)と報告されています。また、2~4歳の被験者において、注射部位の疼痛は接種当日(中央値)に発現し、持続期間は1日(中央値)であり、その他の全身反応は接種翌日~5日(中央値)に発現し、持続期間は1~2.5日(中央値)と報告されています。

他の年代とは異なり、自ら症状を訴えることができない生後6か月~1歳では易刺激性(機嫌が悪い)や食欲減退、傾眠傾向等が報告されていますが、プラセボ(生理食塩水)群とは大きな差がなかったと報告されています。

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厚生労働省リーフレット「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(生後6か月~4歳のお子様の保護者の方へ)」より抜粋

厚生労働省では、接種後の副反応を疑う事例を収集し、専門家による評価を行うとともに、接種後の健康状況に係る調査を実施しています。

同調査の令和5年(2023年)4月28日の中間報告によれば、安全性については、1~3回目接種後、一部の方に発熱や局所の疼痛等がみられました。接種後の体温変化を時系列で検討したところ、乳児期に感染しやすい感染症に罹患した事例など、ワクチン接種とは直接関係しない事象が発熱の発現率に影響している可能性があるとされています。現時点では、海外の臨床試験の成績と比較して同調査において乳幼児で接種後の発熱の発生率が高くなっているか否かは明らかではないことに留意が必要とされています。今後も新たな知見が得られ次第、速やかにお知らせしていきます。

(参考資料)
PMDAの審査報告書(ファイザー社のワクチン(生後6か月~4歳用))
乳幼児(生後6か月~4歳)に対する新型コロナワクチンの有効性、安全性等(第38回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
新型コロナワクチンの初回接種後の健康状況調査

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