ワクチンの有効期間は、一定期間ワクチンを保存した場合に品質が保たれるかについて、当該ワクチンを製造・販売する企業において集められたデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。このため、一度有効期間を設定した後であっても、当該企業において、引き続き、より長くワクチンを保存した場合に品質が保たれることについてデータが集められれば、そのデータに基づき、薬事上の手続きを経て、有効期間が延長されることがあります。
具体的には、
このような背景により、それぞれのワクチンについて、次のとおり取り扱うこととしています。
【ファイザー社のワクチン(12歳以上用)について】
「最終有効年月日」が令和4年2月28日以前と表記されているワクチンについては、有効期間が6か月であるという前提で印字されていますので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より6か月長くなっています。
また、別添1 中「有効期間9か月のロット一覧」に掲載されているロットは、有効期間が9か月であるという前提で印字されているものですので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より3か月長くなっています。
【ファイザー社のワクチン(5~11歳用)について】
有効期限が令和4年5月31日以前と表記されているワクチンついては、有効期間が6か月という前提で有効期限が印字されていますので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より6か月長くなっています。
また、別添2中「有効期間9か月のロット一覧」に掲載されているロットは、有効期間が9か月であるという前提で印字されているものですので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より3か月長くなっています。
【武田/モデルナ社のワクチンについて】
「最終有効年月日」が令和4年3月1日以前と表記されているワクチン(No3004733のロットを除く)については、有効期間が6か月であるという前提で印字されていますので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より3か月長くなっています 。
また、別添3中「有効期間7か月のロット一覧」に掲載されているロットは、有効期間が7か月であるという前提で印字されているものですので、実際に接種することができる有効期限は、印字されている有効期限より2か月長くなっています。
(参考資料)
ファイザー社ワクチン及び武田/モデルナ社ワクチンの有効期限の取扱いについて(厚生労働省)
別添1(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(12歳以上用)の有効期限)
別添2(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(5~11歳用)の有効期限)
別添3(ロットNo.別武田/モデルナ社ワクチンの有効期限)
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