ワクチンの有効期間は、当該ワクチンを製造・販売する企業において収集された、一定期間保存した後の品質に関するデータに基づき、薬事上の手続きを経て、設定されます。このため、一度有効期間を設定した後であっても、そうしたデータに基づき、薬事上の手続きを経て、有効期間が延長されることがあります。
これらの薬事上の手続きを経て、令和5年(2023年)4月24日現在、ファイザー社ワクチン(12歳以上用、1価:従来株)・ファイザー社ワクチン(12歳以上用、2価:従来株/オミクロン株)・ファイザー社ワクチン(5~11歳用)・ファイザー社ワクチン(生後6か月~4歳用)の有効期間は18か月となっています。
詳細は以下のとおりです。
変更日 | 令和3年9月10日 | 令和4年4月22日 | 令和4年8月19日 | 令和4年12月15日 | 令和5年1月25日 |
1価:従来株の有効期間 | 6か月→9か月 | 9か月→12か月 | 12か月→15か月 | - | 15か月→18か月 |
2価:従来株/オミクロン株の有効期間 | - | - | - | 12か月→18か月 | - |
変更日 | 令和4年4月22日 | 令和4年12月15日 |
1価:従来株の有効期間 | 9か月→12か月 | 12か月→18か月 |
2価:従来株/オミクロン株の有効期間 | - | 12か月→18か月 |
変更日 | 令和4年12月15日 |
有効期間 | 12か月→18か月 |
令和5年2月11日をもって、モデルナ社ワクチン(12歳以上用、1価:従来株)は、すべて有効期限が到来しています。
※なお、モデルナ社ワクチン(12歳以上用、2価:起源株/オミクロン株)の有効期限については下記のモデルナ社HPに掲載されております。
https://modernacovid19global.com/ja-jp/vial-lookup
このような背景により、それぞれのワクチンについて、次のとおり取り扱うこととしています。
【ファイザー社のワクチン(12歳以上用)について】
1)ファイザー社のワクチン(12歳以上用、1価:従来株)のうち、一部のバイアルについては、有効期間が6か月または9か月であるという前提で印字されているものです。そのため、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなっています(別添1参照)。
2)ファイザー社ワクチン(12歳以上用、2価:従来株/オミクロン株)のうち、一部のバイアルについては、有効期間が12か月であるという前提で印字されているものです。そのため、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなっています(別添4参照)。
【ファイザー社のワクチン(5~11歳用)について】
1)ファイザー社のワクチン(5~11歳用、1価:従来株)のうち、一部のバイアルについては、有効期間が6か月または9か月という前提で有効期限が印字されているものです。そのため、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなっています(別添2参照)。
2)ファイザー社のワクチン(5~11歳用、2価:従来株/オミクロン株)のうち、一部のバイアルについては、有効期間が6か月または9か月という前提で有効期限が印字されているものです。そのため、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなっています(別添3参照)。
【ファイザー社のワクチン(生後6か月~4歳用、1価:従来株)について】
ファイザー社のワクチン(生後6か月~4歳用、1価:従来株)のうち、一部のバイアルについては、有効期間が12か月という前提で有効期限が印字されているものです。そのため、新しい有効期限は印字されている有効期限より長くなっています(別添5参照)。
なお、ご自身が接種したファイザー社、モデルナ社のワクチンの有効期限を確認したい場合は、こちらでご確認ください。
(参考資料)
ファイザー社ワクチン及びモデルナ社ワクチンの有効期限の取扱いについて(厚生労働省)
別添1(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(12歳以上用、1価従来株)の有効期限)
別添2(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(5~11歳用、1価従来株)の有効期限)
別添3(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(5~11歳用、2価従来株・オミクロン株)の有効期限)
別添4(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(12歳以上用、2価従来株・オミクロン株)の有効期限)
別添5(ロットNo.別ファイザー社ワクチン(6か月~4歳用、1価従来株)の有効期限)
日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語 | 9時00分~21時00分 |
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タイ語 | 9時00分~18時00分 |
ベトナム語 | 10時00分~19時00分 |