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日本の新型コロナワクチン接種はどうなりますか。

日本の新型コロナワクチン接種はどうなりますか。

令和5年(2023年)9月20日以降、生後6か月以上の全ての方を対象に、オミクロン株対応1価ワクチンによる接種を実施しています。

現在、接種が受けられる期間は、令和3年(2021年)2月17日から令和6年(2024年)3月31日までとしています。接種を希望される方は、無料で受けることができます。まだ接種を終えていない重症化リスクの高い方は、積極的に接種をご検討ください。

WHO(世界保健機関)は新型コロナワクチンの利用に関する指針において、高齢者等に対しては更なる追加接種を推奨する一方、健康な乳幼児、小児、成人等に対しては推奨せず、健康な乳幼児と小児に対しては、初回接種を含め、疾病負荷等を踏まえ各国において検討すべきとしています。

日本におけるオミクロン株の流行状況について、年齢別の重症化率や致死率は令和4年(2022年)1~8月において、高齢者では高い一方、それ以下の世代では低い状況にあります。

以上から、令和5年秋開始接種は重症者を減らす目的で、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象としつつ、その他の全ての者には接種の機会を提供することとされ、オミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)を使用することとされています。

令和5年9月20日以降、生後6か月以上の全ての方を対象に、オミクロン株対応1価ワクチンによる接種を以下のとおり実施しています。

  • 初回(1・2回目)接種(※)を終えた方は、これまでに接種した新型コロナワクチンの種類にかかわらず、最後の接種から3か月以上の間隔を空けて、1人1回受けていただくことができます(令和5年秋開始接種)。
  • 初回(1・2回目)(※)接種が未了である方も、接種を受けていただくことができます(初回接種)。

(※)ファイザー社の1価ワクチンによる乳幼児(生後6か月~4歳)への初回接種は、3回で1セットです。

なお、令和5年12月26日現在、日本では以下のワクチンが、予防接種法に基づく特例臨時接種で使用されています。

  • オミクロン株対応の1価ワクチンとして、ファイザー社のワクチン(XBB.1.5)が令和5年9月1日に薬事承認され、同年9月20日から生後6か月以上を対象とした初回接種及び追加接種が開始されています。またモデルナ社のワクチン(XBB.1.5)も、6歳以上を対象とした追加接種及び生後6か月以上を対象とした初回接種が、それぞれ令和5年9月12日及び同年10月24日に薬事承認され、それぞれ同年9月25日及び同年11月1日から接種が開始されています。また第一三共社のワクチン(XBB.1.5)も、12歳以上を対象とした追加接種が、令和5年11月28日に薬事承認され、同年12月4日から接種が開始されています。

    (アストラゼネカ社のワクチン「バキスゼブリア筋注」は、令和3年8月3日より予防接種法に基づく接種の対象となりましたが、令和4年9月30日をもって、接種が終了しました。)
    (ファイザー社のワクチン(従来の1価ワクチン)が、令和3年2月14日に薬事承認され、同月17日から接種が開始されましたが、令和5年9月19日をもって接種が終了しました。)
    (モデルナ社のワクチン(従来の1価ワクチン)が、令和3年5月21日に薬事承認され、同月24日から接種が開始されましたが、令和5年2月11日をもって、接種が終了しました。)
    (ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/BA.1及び従来株/BA.4-5)について、それぞれ令和4年9月12日及び同年10月5日に薬事承認され、同年9月20日及び同年10月13日から接種が開始されましたが、いずれも令和5年9月19日をもって接種が終了しました。)
    (モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/BA.1及び従来株/BA.4-5)について、それぞれ令和4年9月12日及び同年11月1日に薬事承認され、同年10月13日及び同年11月28日から接種が開始されましたが、BA.1対応型は令和5年6月14日、BA.4-5対応型は令和5年9月19日をもって接種が終了しました。)
    (武田社のワクチン(ノババックス)(*1)は、令和4年4月19日に薬事承認され、同年5月25日から接種が開始されましたが、令和5年12月25日をもって接種が終了しました。)

<オミクロン株対応1価ワクチンの接種について>
令和5年9月20日からは、オミクロン株対応1価ワクチンによる接種が開始されています。現時点(令和5年12月時点)では、初回接種を完了した方を対象に、オミクロン株対応1価ワクチンによる追加接種を行うこととしており、生後6か月以上の方にはファイザー社の1価ワクチン(XBB.1.5)、6歳以上の方にはモデルナ社の1価ワクチン(XBB.1.5)、12歳以上の方には第一三共社の1価ワクチン(XBB.1.5)が使用いただけます。ただし、いずれの方においても、前回の接種から3か月以上の間隔をあける必要があります。また、初回(1・2回目)接種が未了である方を対象に初回接種も実施しており、生後6か月以上の方にはファイザー社及びモデルナ社の1価ワクチン(XBB.1.5)が使用いただけます。

<小児(5~11歳)接種について>
ファイザー社の小児(5~11歳)用オミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)(*2)が令和5年9月1日に薬事承認され、同年9月20日から初回接種及び追加接種が開始されています。また、6~11歳を対象としたモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)による追加接種と初回接種も、それぞれ令和5年9月12日及び同年10月24日に薬事承認され、それぞれ同年9月25日及び同年11月1日から接種が開始されています。

<乳幼児(生後6か月~5歳)接種について>
ファイザー社の乳幼児(生後6か月~4歳)用オミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)(*2)が令和5年9月1日に薬事承認され、同年9月20日から初回接種及び追加接種が開始されています。また、生後6か月~5歳を対象としたモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)による初回接種も、令和5年10月24日に薬事承認され、同年11月1日から接種が開始されています。なお、ファイザー社の生後6か月~4歳用のワクチンは、合計3回の用法で薬事承認がなされているため、12歳以上及び5歳~11歳用のワクチンとは異なり、3回の接種で1セットとなっています。

(*1)米国ノババックス社から技術移管を受けて武田薬品工業株式会社が国内で生産、流通を行うもの。ファイザー社及びモデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチンを何らかの理由で接種できない方に、従来の1価ワクチンである武田社(ノババックス)のワクチンが、使用するワクチンの選択肢として位置づけられていました。

(*2)ファイザー社のワクチンは、12歳以上の方、5~11歳の方、生後6か月~4歳の方、でそれぞれ異なるワクチンを使用することとなるため、接種予約等の際にはご注意ください(生後6か月~4歳の方は、3回の接種で1セットとなっています。)。

初回接種(1回目・2回目接種)についてのお知らせはこちらを、追加接種(令和5年秋開始接種)についてのお知らせはこちらをご覧ください。
ワクチンの供給の見通しはこちらを、接種の実績はこちらをご覧ください。また、追加接種の詳細はこちらを、オミクロン株対応1価ワクチンについてはこちらをご確認ください。

(参考資料)
令和5年秋開始接種についてのお知らせ(リーフレット)
令和5年秋開始接種についてのお知らせ(厚生労働省HP)
オミクロン株(XBB.1.5)に対応したワクチンの接種について(リーフレット)
初回接種(1回目・2回目接種)についてのお知らせ(厚生労働省HP)
5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(厚生労働省HP)
生後6か月~4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ(厚生労働省HP)
令和5年秋冬の接種について(第49回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
令和5年秋冬の接種について(第50回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
令和5年秋冬の接種について(第51回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
令和5年秋冬の接種について(第52回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)
令和5年秋冬の接種について(第54回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)

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