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Q&A

ワクチンの仕組み

ワクチン、予防接種とは何ですか。

予防接種とは、感染症の原因となる病原体に対する免疫ができる体の仕組みを使って、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。

一般に、感染症にかかると、原因となる病原体(ウイルスや細菌など)に対する「免疫」(抵抗力)ができます。免疫ができることで、その感染症に再びかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。

予防接種とは、このような体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。

ワクチンにはどのようなものがあるのですか。

病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンがあります。

病原体(ウイルスや細菌など)そのもの又は、病原体を構成する物質などをもとに作ったワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができます。具体的には、以下のようなものがあります。

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• 生ワクチン
病原性を弱めた病原体からできています。接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。一方で、副反応として、軽度で済むことが多いですが、その病気にかかったような症状が出ることがあります。代表的なワクチンとしては、MRワクチン(M:麻しん、R:風しん)、水痘(みずぼうそう)ワクチン、BCGワクチン(結核)、おたふくかぜワクチンなどがあります。

• 不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン
感染力をなくした病原体や、病原体を構成するタンパク質からできています。1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般に複数回の接種が必要です。代表的なワクチンとしては、DPT-IPV:四種混合ワクチン(D:ジフテリア・P:百日せき・T:破傷風・IPV:不活化ポリオ)、DT:二種混合ワクチン(D:ジフテリア・T:破傷風)、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチンなどがあります。

• mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン
これらのワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。今回、新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質に対するワクチンが国内外で承認を受け、日本でも接種が開始されています。

集団免疫とは何ですか。

人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなる状態のことです。

感染症は、病原体(ウイルスや細菌など)が、その病原体に対する免疫を持たない人に感染することで、流行します。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られます。この状態を集団免疫と言い、社会全体が感染症から守られることになります。

なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても感染を防ぐ効果が乏しく、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。

新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。

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筋肉注射とはどのような注射でしょうか。痛いのでしょうか。

筋肉注射とは、ワクチンなどの医薬品を皮下脂肪の奥にある筋肉に注射する方法のことを指します。一般的に筋肉注射は皮下注射よりも特別に痛みが強い注射方法ではないと考えられています。

筋肉注射とは、ワクチンなどの医薬品を皮下脂肪の奥にある筋肉内に直接注射する方法のことを指します。ファイザー社のワクチンは、通常、肩の筋肉(三角筋)に接種を行います。筋肉は皮膚と比べて痛みを感じる神経が少ないともいわれており、皮下注射と比べて痛みが強いという証拠はありません。世界的にはインフルエンザワクチンなども、筋肉注射で行われている例が多くあります。皮下注射と筋肉注射を比べた臨床研究では、筋肉注射は皮下注射に比べてむしろ、注射した部位の痛みといった局所反応が少なかったという報告もあります。

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(参考資料)
Comparative reactogenicity and immunogenicity of 23 valent pneumococcal vaccine administered by intramuscular or subcutaneous injection in elderly adults
(高齢者を対象とした23価肺炎球菌ワクチンの筋肉内投与と皮下投与の反応性および免疫原性の比較)

Reactogenicity and immunogenicity of an inactivated influenza vaccine administered by intramuscular or subcutaneous injection in elderly adults
(高齢者を対象とした不活化インフルエンザワクチンの筋肉内または皮下注射による反応性および免疫原性について)

Comparison of intramuscular and subcutaneous administration of a herpes zoster live-attenuated vaccine in adults aged ≥50 years: A randomised non-inferiority clinical trial
(50歳以上の成人を対象とした帯状疱疹生ワクチンの筋肉内投与と皮下投与を比較した無作為化非劣性臨床試験)

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは新しい仕組みのワクチンということですが、どこが既存のワクチンと違うのですか。

ウイルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を注射します。それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

これまで我が国において使用されていたワクチン(不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン)はウイルスの一部のタンパク質を人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みでした。

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンでは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部がつくられ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

ワクチンは冷凍保存が必要と聞いていますが、流通は大丈夫でしょうか。

ドライアイス入り保冷ボックスや、マイナス70℃やマイナス20℃での保管が可能な冷凍庫の準備を進めています。

新たに開発が進められているワクチンのうち、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは、有効性を保つために冷凍した状態で運搬や保管をすることが必要と考えられています。そのため、ドライアイス入り保冷ボックスや、マイナス70℃やマイナス20℃での保管が可能な冷凍庫の準備を進めています。

ワクチンの効果

新型コロナワクチンの効果(発症予防、持続期間)はどうなりますか。

現在、国内外で新型コロナワクチンの開発が進められ、新型コロナワクチンの効果や安全性等については確認されているところです。

国内で承認されているファイザー社のワクチンでは、ワクチンを受けた人が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発症予防効果は約95%と報告されています。)ファイザー社の新型コロナワクチンの詳しい情報はこちらに掲載しています。

また、海外で接種の始まっているモデルナ社、アストラゼネカ社のワクチンでも、開発中のワクチンを投与した人の方が、投与していない人よりも、新型コロナウイルス感染症に発症した人が少ないとの結果が得られたと発表されています。

臨床試験や接種が始まってから時間があまり経過していないことから、効果の持続期間については明らかになっていません。今後の情報が明らかになるのを待つ必要があります。

どの会社のワクチンが一番効果がありますか。

現時点では1社のワクチンが薬事承認され、有効性や安全性が確認されています。

ワクチンの薬事承認に当たっては、有効性や安全性を慎重に審査します。現時点では1社のワクチンが薬事承認され、有効性や安全性が確認されています。今後、承認を得るワクチンは、いずれも一定以上の効果があると考えられます。

ワクチンの有効性などについての情報は、今後も随時お知らせしていきます。

年齢によって、ワクチンの効果や副反応に違いはありますか。

今回のワクチンは高齢者に対しても高い発症予防効果があります。一方、若年者に比べて高齢者の方が少し副反応が出にくいことが分かっています。

従来のワクチンでは、高齢者は若い方に比べてワクチンの効果が劣る場合がありました。しかし、日本で承認されたファイザー社のワクチンでは、大規模な治験やイスラエルの実社会での臨床研究において、高齢者に対しても9割以上の発症予防効果があることが報告されています。

一方、副反応については、接種部位の局所の副反応も、発熱や倦怠感、頭痛などの全身性の副反応も、若年者よりも高齢者の方が少し頻度が低いことが報告されています。

(参考資料)
Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine
(mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2 の安全性と有効性)

BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine in a Nationwide Mass Vaccination Setting
(全国規模の集団接種という状況下での mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2)

持病の有無によって、ワクチンの効果や副反応に違いはありますか。

今回のワクチンは、基礎疾患をもっている方に対しても高い効果があることが分かっています。過去に重いアレルギー症状を経験されたことがある方は、接種会場で30分間様子をみることが大切です。

日本で承認されたファイザー社の新型コロナワクチンは、高血圧、糖尿病などの基礎疾患をもっている方に対しても、高い発症予防効果があることが分かっています。ただし、免疫抑制剤を内服されている方や重い免疫不全がある方は治験の対象とはなっておらず、他の方と同等の効果があるのか、はっきりとは分かっていません。

稀な副反応であるアナフィラキシーについては、過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を引き起こしたことがある人でやや起こりやすい可能性があります。過去に重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方は、ワクチン接種後 30 分程度は接種会場で様子をみることが大切です。アナフィラキシー以外の副反応については、治験において基礎疾患の有無による頻度の違いは報告されていません。


(参考資料)
Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine
(mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2 の安全性と有効性)

BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine in a Nationwide Mass Vaccination Setting
(全国規模の集団接種という状況下での mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2)

PMDAの審査報告書

ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染することはありますか。

ワクチン接種後でも新型コロナウイルスに感染する場合はあります。また、ワクチンを接種して免疫がつくまでに1~2週間程度かかり、免疫がついても発症予防効果は100%ではありません。

ワクチン接種後でも新型コロナウイルスに感染する可能性はあります。

ファイザー社の新型コロナワクチンは、通常、3週間の間隔で2回接種します。最も高い発症予防効果が得られるのは、2回目を接種してから7日程度経って以降です。体の中である程度の抗体ができるまでに1~2週間程度かかるため、1回目の接種後から2週間程度は、ワクチンを受けていない方と同じくらいの頻度で発症してしまうことが論文等でも報告されています。また、治験においてワクチンを2回接種した場合の有効率は約95%と報告されており、100%の発症予防効果が得られるわけではありません。

(参考資料)
Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine
(mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2 の安全性と有効性)

BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine in a Nationwide Mass Vaccination Setting
(全国規模の集団接種という状況下での mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2)

変異株の新型コロナウイルスにも効果はありますか。

一般論として、ウイルスは絶えず変異を起こしていくもので、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではありません。

一般論として、ウイルスは絶えず変異を起こしていくもので、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではありません。

また、ファイザー社のワクチンでは、変異株の新型コロナウイルスにも作用する抗体がつくられた、といった実験結果も発表されています。

承認申請がなされた新型コロナワクチンの審査に当たっては、変異株に関する情報も含め、引き続き様々な情報を収集しつつ、適切に有効性、安全性等を確認してまいります。

ワクチンの安全性と副反応

ワクチンの安全性の確保のため、どのような取り組みをしていますか(審査の厳格性など)。

臨床試験の結果などに基づいて、ワクチンの安全性についての審査が行われます。国内でのワクチン接種の開始後は、副反応を疑う事例について、専門家による評価を行います。

臨床試験では、有効性、安全性等に関するデータを収集するため、健康な方や患者さんに協力してもらい、開発中のワクチンを実際にヒトに投与して試験します。その後、臨床試験の結果などに基づいて、ワクチンの有効性、安全性、品質についての審査が行われ、ワクチンが承認されます。

なお、国内で薬事承認されている、ファイザー社の新型コロナワクチンにおける臨床試験の主な結果は、こちらに掲載しています。

また、国内のワクチンの接種の開始後は、副反応を疑う事例を収集し、専門家による評価を行っています。こうした結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などを行っていきます。

これまでの副反応疑い報告状況等は、こちらに掲載しています。こうした報告には、偶発的なものや他の原因によるものなど、予防接種との関連がない症状も含まれています。

これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。

注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。

ファイザー社の新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。(承認前の臨床試験でのこうした症状の頻度はこちら、接種開始後の健康状況調査の結果はこちら)

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日本への供給が計画されている海外のワクチン(アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン)でも、ワクチン接種後に、 ワクチン接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の症状がみられたことが論文等に発表されています。(詳細は、副反応に関する審議会資料をご覧ください。)

また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。アナフィラキシーの報告状況等は、こちらに掲載しています。もし、アナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。

ワクチンを受けた後に熱が出たら、どうすれば良いですか。

ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子をみていただくことになります。

ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用いただくなどして、様子をみていただくことになります。このほか、ワクチン接種後に比較的起きやすい症状としては、頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒(さむけ)、関節痛などがあります。

ワクチンによる発熱か、新型コロナウイルス感染症かを見分けるには、発熱以外に、咳や咽頭痛、味覚・嗅覚の消失、息切れ等の症状がないかどうかが、手がかりとなります。(ワクチンによる発熱では、通常、これらの症状はみられません。)

ワクチンを受けた後、2日以上熱が続く場合や、症状が重い場合、ワクチンでは起こりにくい上記の症状がみられる場合には、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬で対応いただくことも考えられますが、特に下記のような場合は、主治医や薬剤師にご相談ください。

・他のお薬を内服している場合や、病気治療中の場合
・激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合
・ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合(ワクチン接種後に起こりやすい症状や起こりにくい症状については、こちらをご覧ください。)

なお、ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。

(参考資料)
Interim Clinical Considerations for Use of COVID-19 Vaccines Currently Authorized in the United States
(米国CDCのmRNAワクチン使用に関する暫定的見解)

アレルギー反応が心配されている、ポリエチレングリコール(PEG)やポリソルベートが含まれる医薬品にはどのようなものがありますか。

ポリエチレングリコールを含むワクチンは、今回承認されたファイザー社製の新型コロナワクチンが初めてとなりますが、ポリソルベートを含むワクチンは複数存在します。

日本で承認されているポリエチレングリコールを含むワクチンは、今回承認されたファイザー社製の新型コロナワクチンが初めてとなりますが、ポリエチレングリコールとの交差反応性が懸念されているポリソルベートを含んでいる既に承認されたワクチンは、複数存在します(※)。

(※)沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー13)、インフルエンザHAワクチン「第一三共」、組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(ガーダシル)、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(エンセバック)、5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン(ロタテック)、不活化ポリオワクチン(イモバックス)など。

また、ポリエチレングリコールは大腸内視鏡検査時に下剤として使用する医薬品をはじめ、様々な医薬品に添加剤として含まれており、ポリソルベートも同様に複数の医薬品に含まれています。なお、ポリエチレングリコールは「マクロゴール」という名称で呼ばれることもあります。

医薬品に含有されている添加剤は、各々の医薬品の添付文書で確認することができます。添付文書は医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで検索することが可能です。

<検索方法>
(1)PMDAホームページの上部に「添付文書等検索」の欄がありますので、医師から処方された薬を検索したい場合は「医療用医薬品」を、薬局で購入した薬(OTC)を検索したい場合は「一般用・要指導医薬品」をクリックしてください。
(2)ある医薬品に含まれる添加剤を調べたい場合、画面左上にある「医薬品の名称」欄に薬の名前を入力すると、該当する医薬品の添付文書が閲覧できます。「医療用医薬品」の場合は「添加剤」の項目に、「一般用・要指導医薬品」の場合は「添加物」の項目に、含まれる添加剤(物)一覧が記載されています。
(3)ある添加剤(物)を含む医薬品を検索したい場合、「医療用医薬品」については、検索画面の左下にある「項目内検索」から「組成」を選択し、検索したい添加剤名(例:「ポリエチレングリコール」、「PEG」、「ポリソルベート」等)を入力の上、「検索」ボタンを押してください。「一般用・要指導医薬品」の場合、「添加物名」の欄に入力の上、「検索」ボタンを押してください。

一方、ポリエチレングリコールは化粧品にも含まれていることがあります。化粧品については、含まれている成分が製品に表示されています。

アナフィラキシーではどのような症状が出ますか。治療法はありますか。

皮膚症状、消化器症状、呼吸器症状が急に起こり、血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合もあります。薬の注射などで治療します。

薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。 

アナフィラキシーは特定のワクチンだけに起きるものではなく、様々な医薬品やワクチンの投与後に報告されています。例えば、インフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告では、因果関係があるかどうか分からないものも含め、1シーズンで、約20件のアナフィラキシーが報告されています。 

予防接種後に、息苦しさなどの呼吸器症状がみられれば、接種会場や医療機関で、まず、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射を行います。その後、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服なども行います。

接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。

ワクチン接種で新型コロナウイルスに感染することはありますか。

ワクチンを接種したことが原因で新型コロナウイルスに感染することはありません。

ワクチンを接種したことが原因で新型コロナウイルスに感染することはありません。ファイザー社の新型コロナワクチンは、新型コロナウイルスの表面にある「スパイクタンパク質」のみの遺伝情報を用いたものであり、ウイルス全体の遺伝情報が含まれているわけではありません。このため、体の中で新型コロナウイルス全体が作られたり、新型コロナウイルスに感染することはありません。

高齢者で一番多い副反応は何でしょうか。

高齢者で一番多い副反応は、若年者同様、接種部位の痛みです。

日本で承認されているファイザー社のワクチンに関して、一番多い副反応は接種部位の痛みです。海外の臨床試験では7割程度の高齢者に起こるとの結果が出ています。これは高齢者で注意が必要な症状というわけではなく、また、若年者よりも少し頻度が低いとされています。

その他、頻度の高い副反応として、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などが起こることがありますが、たいてい数日以内で良くなることが分かっています。
いずれの有害事象も、高齢者で発生頻度が上がっているというものではありません。

(参考資料)
Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine
(mRNA Covid-19 ワクチン BNT162b2 の安全性と有効性)

PMDAの審査報告書

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子供への影響を懸念しています。

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは、数分から数日といった時間の経過とともに分解されていきます。また、mRNAは、人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みがありますが、情報の流れは一方通行で、逆にmRNAからはDNAはつくられません。こうしたことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に残ったり、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられています。

このような一般的な科学的な知見だけでなく、薬事承認に当たっては、動物試験や臨床試験の結果に基づいて安全性を評価し、審査を行っていきます。

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副反応による健康被害が起きた場合の補償はどうなっていますか。

健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。

救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。なお、健康被害救済の給付額は、定期接種のA類疾病と同じ水準です。

現在の救済制度の内容については、こちらをご参照ください。

私は接種できますか?

ワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。

ワクチンを接種することができないのは下記の方ですので、ご自身が当てはまると思われる方は、かかりつけ医にご相談ください。

一般に、以下の方は、ワクチンを接種することができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種しても良いか、かかりつけ医にご相談ください。

・明らかに発熱している方(※1)
・重い急性疾患にかかっている方
・ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方
・上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

ワクチンを接種するのに注意が必要なのはどのような人ですか。

ワクチンを接種するに当たって注意が必要なのは下記の方ですので、ご自身が当てはまると思われる方は、かかりつけ医にご相談ください。

一般に、以下の方は、ワクチンを接種するに当たって注意が必要です。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種しても良いか、かかりつけ医にご相談ください。

・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方  
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方  
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方  
・過去にけいれんを起こしたことがある方 
・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、  
・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方
は、接種後の出血に注意が必要とされています。

私は持病を持っていますが、ワクチンを接種することはできますか。

慢性的な病気のある方もワクチン接種ができる場合が多いですが、病気が悪化しているときには避けた方がよいと考えられます。かかっている病気によっては、接種を慎重に検討した方がよい場合がありますので、かかりつけ医とご相談ください。

慢性的な病気のある方もワクチンを接種できる場合が多く、むしろ、コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、優先接種の対象となっている方も多くいらっしゃいます。一方、ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。次のような点を参考にしながら、かかりつけ医とご相談ください。

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⾼⾎圧や糖尿病、喘息、肥満、心筋梗塞、心不全、腎臓の病気などの基礎疾患があっても、ワクチンを接種することができます。新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、こうした病気の治療等のために通院・入院されている方は、「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。

がん、⾻髄移植や臓器移植後、先天性免疫不全、HIVに感染している方などは、一般的に免疫力が低下する傾向にあると考えられます。免疫力が低下している⽅は、かかりつけの医師に接種の可否を相談する必要がありますが、新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、他に接種してはいけない理由がなければ、一般的に接種が勧められています。また、「免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)」がある⽅は「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。
なお、mRNAワクチンにはウイルスそのものが含まれているわけではないので、免疫が低下していることが原因でワクチン接種によりウイルスに感染することはありません。⼀⽅で、ワクチンの有効性は接種を受ける⽅の免疫応答に依存するため、免疫が低下している⽅では他の⽅よりも予防接種の効果が低い可能性があります。ワクチンを接種した後も引き続き、感染流⾏が続いている間はマスクや⼿洗い、ソーシャルディスタンスを継続することが重要です。

血友病など血が止まりにくい病気のある方は、筋肉内出血のリスクがあるため、接種後に、接種部位を圧迫していただく必要がありますが、接種は可能です。主治医とご相談をお願いします。

けいれん発作が起こる方も、けいれん発作状況がよく確認されており、病状と体調が安定していれば、主治医と相談の上、接種することができます。子どもの頃に熱性けいれんを起こしたことのある方も、接種することができます。発熱によってけいれん発作が生じやすい方については、接種後に熱が出た場合の発作予防策や発作時の対策をあらかじめ主治医と相談しましょう。

過去に新型コロナウイルスに感染したことがある方こちらをご覧ください。

アレルギー疾患にかかっている方や重いアレルギーの既往のある方は、こちらをご覧ください。

海外では、アレルギーのある人は接種を受けていますか。アレルギーのある人は副反応が起きやすいのですか。

米国CDCは、過去に新型コロナワクチンに対して重いアレルギー反応を起こした方や、同ワクチンに含まれる成分に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方への接種は推奨していません。

米国の疾病予防管理センター(CDC)は、他のワクチンや食べ物に対して、重いアレルギーのある方も、新型コロナワクチンの接種が可能としています。 一方、過去に新型コロナワクチン(mRNAワクチン)に対して、アナフィラキシーなど重いアレルギー反応を起こした方や、同ワクチンに含まれるポリエチレングリコール(PEG、※1)に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方への接種は推奨していません。PEGに似た構造を持つポリソルベート(※2)に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方への接種は、以前は禁忌とされていましたが、現在は、専門医による適切な評価と重度の過敏症発症時の十分な対応ができる体制のもとに限り考慮できるとされています(2021年3月3日時点)。
 
(※1、※2)ポリエチレングリコールは、一般に、病院で腸内検査をする際に用いる腸管洗浄剤の主成分であり、また、飲み薬や塗り薬、目薬等の添加物としても用いられます。医薬品以外では、ヘアケア製品や歯磨き粉等の医薬部外品に用いられており、保湿等を目的として化粧品にも含まれています。また、ポリソルベートは、医薬品の他、乳化剤などの食品添加物として様々な食品に用いられています。なお、こちらに記載した製品群以外の製品にも含有されている可能性があるため、ご心配の方はご使用されている製品の成分欄をご確認いただくか、かかりつけの医師にご相談ください。ただし、ポリエチレングリコールやポリソルベートを含む製品が原因でアレルギー反応を起こしても、必ずしもポリエチレングリコールまたはポリソルベートがアレルギー反応の原因とは限りません。

米国では
・重いアレルギー反応を起こしたことがある人や、ワクチンや注射で何らかの即時型アレルギー反応を起こしたことがある人は、ワクチン接種後少なくとも30分間
・それ以外の人は、ワクチン接種後少なくとも15分間
アナフィラキシーなどの有無を観察することが推奨されています。
 
なお、米国において、ファイザー社の新型コロナワクチン接種後に報告されたアナフィラキシーは、2021年1月18日時点で、50例(9,943,247回中)で、100万回あたり5例となっており、74%が接種後15分以内、90%が接種後30分以内に症状が現れています。また、80%にアレルギーの既往があり、24%にはアナフィラキシーの既往があったと報告されています。  
英国では、新型コロナワクチンの接種開始当初、過去にワクチンや薬剤、食品にアナフィラキシーを起こした方には接種しないこととしていましたが、特に制限を行わない米国でのアナフィラキシーのデータを踏まえ、今は、米国同様の取扱としています。

(参考資料)
Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine Questions
(米国CDCのQA)

Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) January 27, 2021
(米国CDCの予防接種諮問委員会(ACIP)への副反応等報告(1月27日))

Update on MHRA decision re: Pfizer COVID-19 Vaccination 30.12.20
(英国での取り扱いの見直しについて)

過去にアレルギー反応やアナフィラキシーを起こしたことがあり、今回も起こすのではないかと心配なのですが、接種を受けても大丈夫でしょうか。

食物アレルギーや、アレルギー体質などがあるといった理由だけで、接種を受けられないわけではありません。

食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎や花粉症、じんま疹、アレルギー体質などがあるといった理由だけで、接種を受けられないわけではありません。また、接種するワクチンの成分に関係のないものに対するアレルギーを持つ方も接種は可能です。ただし、これまでに、薬や食品など何らかの物質で、アナフィラキシーなどを含む、重いアレルギー反応を起こしたことがある方は、接種直後に調子が悪くなったときに速やかに対応ができるよう、接種後、通常より長く(30分間)、接種会場で待機していただきます。

過去にアレルギー反応やアナフィラキシーを起こしたことがある方は、予診票にご記入いただくとともに、原因の医薬品等やその時の状況をできるだけ詳しく医師にお伝えください。アレルギーについて医療機関にかかっている場合には、接種の可否について事前に相談してください。

アナフィラキシーの症状、治療法等についてはこちらをご覧ください。

私は過去に蜂に刺されたことがありますが、ワクチンを接種することはできますか。

蜂刺されによるアレルギーがある⽅でも、ワクチンを接種することができます。

蜂刺されによるアレルギーがある⽅でも、新型コロナワクチンを接種することができます。ただし、アナフィラキシーなど重いアレルギー症状の起きたことがある⽅は、新型コロナワクチン接種後に急激なアレルギー反応が出ないことを確認するために、通常より⻑く(30分)接種会場で待機するようお願いしています。

薬を飲んでいる人はワクチンを接種することはできますか。

薬を飲んでいるために、ワクチンが接種できないということはありませんが、かかっている病気によっては、接種を慎重に検討した方がよい場合がありますので、かかりつけ医とご相談ください。

薬を飲んでいるために、ワクチンが接種できないということはありませんが、基礎疾患のある方では、免疫不全のある方や病状が重い方など、接種を慎重に検討した方がよい場合がありますので、こちらをご覧いただき、かかりつけ医とご相談ください。

ステロイドや抗がん剤、免疫を下げる薬(臓器移植や骨髄移植後に使用される免疫抑制剤など)を使⽤中の⽅は、免疫力が低下している状態と考えられています。免疫力が低下している⽅は、かかりつけの医師に接種の可否を相談する必要がありますが、新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、他に接種してはいけない理由がなければ接種が勧められています。「ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている」⽅は「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。

また、「血液をサラサラにする薬」として処方されている薬の一部(抗凝固薬が含まれます。抗血小板薬は含まれません。)では、出血が止まりにくいことがあるので、予診票でお薬の種類を確認しています。ご自身が飲んでいる薬が抗凝固薬に当てはまるかどうか不明な方は、かかりつけ医などにご確認いただくか、こちらの資料をご覧ください。服用されている方は、接種後に接種場所を2分程度、しっかりと押さえるようにお願いします。

私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、新型コロナワクチンを接種することができます。

妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、新型コロナワクチンを接種することができます。
ただし、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、海外の実使用経験(※1)などから現時点で特段の懸念が認められているわけではありませんが、安全性に関するデータが限られていることから、接種のメリットとデメリットをよく検討して接種を判断していただくこととしています。

なお、日本産婦人科感染症学会・産婦人科学会からは、「感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する」と提言されています。

また、授乳中の女性については、現時点で特段の懸念が認められているわけではなく、海外でも接種の対象とされています。 ワクチンを接種するかお悩みの方は、主治医とご相談ください。海外の動向などについては、こちらへ。

現在、ファイザー社等は妊婦を対象とした新型コロナワクチンの臨床試験を海外で実施しています。

(※1)2021年3月1日に、米国疾病予防管理センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)にて、新型コロナワクチンの妊婦への安全性について、米国の最新情報が発表されました。
2月16日までのデータで、少なくとも1回以上同ワクチンを接種した妊婦は3万人を超えており(※2)、局所反応や全身反応について、妊娠されている方と妊娠されていない方の間で大きな差はなかったこと、流産等の妊娠に特有の問題については自然発生率(新型コロナウイルスワクチンが導入される前に起きていた頻度)と比較して大きな差異はなかったこと等が報告されています。
(※2)V-safeという、SNSを利用したワクチン接種後の安全性調査に登録して接種した妊婦の数。

(参考資料)
2021年3月1日開催のACIPレポートより抜粋(日本語版作成)
出典:COVID-19 vaccine safety update, Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) March 1, 2021

新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか。

既にコロナウイルスに感染した人も、新型コロナワクチンを接種することができます。

既にコロナウイルスに感染した人も、新型コロナワクチンを接種することができます。
ただし、接種まで一定の期間をおく必要がある場合がありますので、いつから接種できるか不明な場合は、主治医にご確認ください。
なお、事前に感染したかどうかを検査して確認する必要はありません。

(※)米国CDCからは以下のような見解が示されています。
・隔離を中止するための基準が満たされるまで延期する必要がある。
・新型コロナウイルス再感染のリスクは感染後の最初数か月では低く、免疫力の低下により時間とともに増加する可能性があることが示唆されていることから、最近新型コロナウイルス感染症に罹患した人は、必要に応じてワクチン接種を一時的に遅らせることを選択できる。
・加えて、モノクローナル抗体または回復期血漿での治療を受けた場合は、治療から少なくとも90日以降にワクチンを接種することが勧められる。

寝たきり(在宅介護)の人もワクチン接種は可能ですか。

在宅介護を受けている方もワクチン接種は可能です。在宅での接種が可能かどうかは、主治医と相談してください。

在宅介護を受けている方もワクチン接種は可能です。在宅での接種が可能かどうかは、主治医と相談してください。介助があれば接種会場や医療機関へ移動できそうな場合は、ケアマネージャー等ともご相談ください。接種する方法が分からない場合は、お住まいの市区町村にご相談ください。

接種の見通し

日本の新型コロナワクチン接種はどうなりますか。

国内で承認されたワクチンを、出来るだけ早く、国民の皆さまに提供できるよう準備しています。

日本政府は、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社から合計で3億1,400万回分の供給を受けることについて合意をしています。1人に2回接種を行うとした場合1億5,700万人分となります。

日本では、ファイザー社のワクチンが、2021年2月14日に薬事承認され、同月17日から医療従事者向けの先行接種が開始されています。また、アストラゼネカ社から同年2月5日に、武田薬品工業からモデルナ社のワクチンについて3月5日に承認申請が行われ、現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)において承認審査が行われています。

国内で承認されたワクチンを、出来るだけ早く、国民の皆さまに提供していきます。一方で、全国民分のワクチンを一度には確保できず、徐々に供給が行われることになります。このため、一定の接種順位を決めて、接種を行っていきます。

現在、医療従事者への接種が進んでいます。高齢者への接種は、一部の市区町村で4月12日に開始されました。実施する市区町村や接種する人数は、順次拡大していきます。 
なお、接種を希望される方々は、無料で受けることができます。

接種についての具体的なお知らせはこちらを、ワクチンの供給の見通しはこちらを、接種の実績はこちらをご覧ください。

現在、承認されている新型コロナワクチン以外に、どのようなワクチンが開発されていますか。

新型コロナワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内外で多数の研究が精力的に行われています。

一般に、ワクチンの開発は、基礎研究、非臨床試験、臨床試験の大きく3つのステップで進められていきます。その中で、候補物質の探索、有効性・安全性の確認、品質を担保しつつ大量生産が可能かどうかの確認などを行う必要があり、開発には一般に年単位の期間がかかります。

現在、新型コロナワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内外で多数の研究が精力的に行われています。通常より早いペースで開発が進められており、既に承認されたワクチン以外にも、海外で開発され実用化されたものや、国内で臨床試験が開始されているものが複数あります。

詳細は、こちらをご覧ください。

接種を受ける方法

接種までの流れはどうなりますか。

ワクチン接種を受ける流れについて、6つのステップを動画で纏めています。
ワクチン接種を受ける流れについて、6つのステップ(クーポン券(接種券等)と接種のお知らせ、接種の予約、接種当日までの事前確認、接種当日に準備するもの、1回目の接種、接種後について)を動画でご説明しています。また、接種を受ける際の同意や予防接種健康被害救済制度、各市区町村によって手続きが変わる注意事項についてもお知らせしています。



なお、コロナワクチンナビでも詳細をご確認いただけます。

接種費用はかかるのですか。

新型コロナワクチンの接種は無料です。国や自治体が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話やメール等で求めることはありません。

新型コロナワクチンの接種は全額公費で行うため、無料で接種いただけます。

なお、新型コロナワクチンに便乗した詐欺が多く発生しています。国や自治体が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話やメール等で求めることはありません。怪しい電話やメール、郵送物等には反応せず、少しでもおかしいと感じたら、国民生活センターの「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」までご相談ください。消費者庁でも詐欺への注意喚起を図っています。詳しくはこちらをご覧ください。

また、詐欺への注意を促す政府広報の動画も公開されています。

住民票所在地以外での接種や、県外にあるかかりつけ病院での接種は可能ですか。

原則として住民票所在地で接種していただくことになりますが、基礎疾患で市区町村外に通院・入院している方は、その医療機関でも接種できます。住民票所在地外にお住まいの方は、手続きをすれば居住地で接種できます。

原則として住民票所在地で接種していただくことになりますが、次のような事情のある方は、住民票所在地以外でのワクチン接種が可能となります。

・住民票所在地市区町村外の医療機関や施設に入院・入所中で、その医療機関や施設でワクチン接種を受ける方
・基礎疾患で治療中の医療機関でワクチン接種を受ける方
・単身赴任、下宿などにより、お住まいが住民票所在地と異なる方(この場合、住民票所在地外接種の届出が必要となります。手続きはお住まいの市区町村で行います。市区町村によっては、コロナワクチンナビで手続きが可能です。)

住所が変更となり、住民票所在地が変更となった場合、接種券の再発行は可能でしょうか。

接種券の発送後に住民票の住所が変更となった場合は、引っ越し後の市区町村に申請を行うことで、接種券の再発行が可能です。

接種券の発送後に住民票所在地が変更となった場合は、転入後の市区町村に申請を行うことで、接種券の再発行が可能です。具体的な申請方法等は、転入した市区町村へお問い合わせください。なお、引っ越し前の市区町村で接種券が既に発行されている場合は、引っ越し後の市区町村に転入届を提出するときに、できるだけ世帯全員の未使用の接種券を一緒に持って行っていただくようお願いしています。

接種券に有効期限はありますか。ワクチン接種を一度見送りましたが、後日、接種を受けたいと考えています。

現在、接種期間は令和3年2月17日から令和4年2月28日までを予定しています。このスケジュール内であれば有効期限はありません。

接種が受けられる期間は、現在、令和3年2月17日から令和4年2月28日までを予定しています。この期間内であれば有効期限はありません。 ワクチン接種を一度見送ったが、後日接種を希望する場合も、接種は可能です。改めて接種の予約を行い、接種券をお持ちになって接種会場にお越しください。

医療従事者や高齢者が、ご自身の接種の時期に優先接種を受けなかった場合にも、次の順位の方の接種が始まった後に接種を受けることができます。 接種券は、医療従事者以外は同じものを使用していただくため、再発行は不要です。一方、医療従事者が優先接種ではなく一般の方の枠組みの中で接種を受ける場合は、お住まいの自治体から郵送された接種券をご使用ください。

それぞれの優先順位の方が接種できる時期については、住民票のある市区町村のホームページや広報をご覧ください。詳しくはこちらをご覧ください。

接種を受ける際の本人確認書類は、写し(コピー)でも可能ですか。

原則として原本を持参してください。

原則として、マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証などの原本を持参してください。コピーでよいかどうかは自治体の運用によりますので、原本をお持ちいただくことをお勧めします。

予診票の書き方が分からないときはどうすればよいですか。

自治体の窓口やコールセンター、接種会場でご相談いただけます。ご自身の病気等のことについてはかかりつけ医等にご相談ください。

予診票の書き方についてお困りの場合には、あらかじめ自治体の窓口やコールセンターにお問い合わせいただくか、接種会場でご相談いただくこともできます。ご自身の病気のことについてはかかりつけの医師、飲んでいるお薬については薬剤師等にご相談ください。

接種するワクチンは選べますか。

接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。

接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。また、複数のワクチンが供給されている場合も、2回目の接種では、1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを接種する必要があります。

「基礎疾患を有する者」に当てはまることを証明するために、診断書は必要ですか。

診断書等は必要ありません。

診断書等は必要ありません。予診票に記載していただき、必要があるときは、問診で病気や治療の状況などを確認します。

なお、「基礎疾患を有する者」の具体的な範囲については、こちらをご覧ください。

未成年の接種の場合、親の同意書は必要ですか。

現在の接種対象となっている16歳以上の未成年者について、親の同意書は必要ありません。

未成年者であっても、ファイザー社のワクチンの接種対象である、16歳以上の方については、親の同意書は必要ありません。

認知症などで本人に接種意思を確認することができない場合、家族にて同意書を書いてもらっても良いですか。

接種には、ご本人の接種意思の確認が必要です。 確認が難しい場合は身近な方にご協力いただき、本人の接種の意向を丁寧に酌み取ることなどによる意思確認を行ってください。

接種には、ご本人の接種意思の確認が必要です。それぞれの状況に応じて、家族やかかりつけ医、高齢者施設の従事者など、日頃から身近で寄り添っている方々の協力を得て、本人の接種の意向を丁寧に酌み取ることなどにより本人の意思確認を行っていただくようお願いいたします。

なお、ご本人が接種を希望されているものの、何らかの理由でご本人による自署が困難な場合は、ご家族の方等に代筆していただくことが可能です。

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2回目の接種は、1回目の接種と同じ施設で受ける必要はありますか。

原則として、同じ施設で接種を受けてください。

原則として、同じ施設で接種を受けてください。やむを得ない事情で1回目の施設で接種しない場合は、コロナワクチンナビで1回目と同じメーカーのワクチンを接種できる施設を探していただくか、住民票のある市区町村にお問い合わせください。

1回目の接種後、2回目の接種を受ける前に住民票を異動させた場合、2回目の接種はどのようにすればよいですか。

住民票の異動後に、転入先の市区町村の予防接種担当課で接種券の再発行を受け、転入先の市区町村で接種を受けてください。

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける方が転居された場合は、住民票の異動後に、転入先の市区町村予防接種担当課で接種券の再発行を受け、転入先の市区町村で接種を受けてください。接種券の再発行に当たっては、転居前の市区町村が発行した接種券が必要な場合があります。

ファイザー社のワクチンは、通常、1回目から3週間後に2回目を接種することになっていますが、どのくらいずれても大丈夫ですか。

一番早くて19日後に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。3週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。

ファイザー社のワクチンは、標準としては、1回目から3週間後(3週間後の同じ曜日)に2回目を接種することになっています。
一番早くて19日後(木曜日に1回目の接種を受けた場合、3週間後の火曜日)に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。
1回目の接種から3週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。

なお、3週間を超えても、接種を1回目からやり直す必要はありません。接種間隔が3週間を超えた場合の効果は十分に検証されていませんが、WHO、米国や、EUの一部の国では、3週間を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安として示していますので、こうした目安も参考になると考えられます。

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新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。

原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。

原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。

対象者や優先順位

私はいつワクチンを接種できますか。

接種の時期は、年齢や基礎疾患の有無等に応じて決められている接種の順位によって異なります。

接種を行う期間は、令和3年(2021年)2月17日から令和4年(2022年)2月末までの予定です。最初は、医療従事者等への接種が順次行われます。その後、高齢者、基礎疾患を有する方等の順に接種を進めていく見込みです。なお、高齢者への接種は、一部の市区町村で4月12日に開始されました。実施する市区町村や接種する人数は、順次拡大していきます。当初は実施する市区町村や接種する人数が限られていますが、5月以降には多くの高齢者の方々に接種を受けていただける見通しです。その他の方々にも順次接種を進めていきます。

・優先順位についての詳細は、こちらをご覧ください。

接種はどのような優先順位で行われるのですか。

まずは医療従事者、次に高齢者、その次に基礎疾患を有する者や高齢者施設等の従事者、という順で行います。

新型コロナワクチンの接種については、重症化リスクの大きさや医療提供体制の確保等を踏まえ、
(1)まずは、医療従事者等
(2)次に、高齢者 (令和3年度(2021年度)中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
(3)その次に、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者
という形で、順次接種できるようにすることを、政府の分科会(※)での議論を経て決定しました。

(※)令和3年2月9日 第24回新型コロナウイルス感染症対策分科会
(1)と(3)の具体的な範囲については、こちらをご確認ください。

なぜ接種の優先順位が決められているのですか。

当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、優先順位を決めて接種を行うこととしています。

新型コロナワクチンについては、当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、優先順位を決めて接種を行うこととしています。死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方に加え、医療提供体制の確保の必要性も考慮して、優先順位が決められています。

過去に基礎疾患があり、今は治っている場合でも、ワクチンの優先接種の対象になりますか。

通院や入院を要する基礎疾患がある方が優先になります。

通院や入院を要する基礎疾患がある方が、接種順位の上位で接種を受けられます。

優先順位は、死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方に加え、医療提供体制の確保の必要性も考慮して決められています。
優先順位の詳細については
こちら、設定されている理由についてはこちらをご覧ください。

なぜ高齢者は接種が優先されているのでしょうか。

高齢者は、新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスクが高いため、接種が優先されています。

死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方で接種の優先順位が決められました。新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスク因子として、特に年齢が大きく影響していることが知られていることから、まず、65歳以上の高齢者を優先接種の対象とすることとされました。

私は65歳以上ですが、ワクチンを接種することができますか。

65歳以上の方は接種対象です。新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いため、早い優先順位で接種いただくことができます。

65歳以上の方は接種対象です。高齢者の方は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いため、早い優先順位で接種いただくことができます。現在承認されているファイザー社の新型コロナワクチンでは、65歳以上の高齢者も参加した国内外の臨床試験のデータを踏まえて、医薬品医療機器総合機構(PMDA)での審査、薬事・食品衛生審議会の専門家による審議を経て、安全性・有効性を確認し、16歳以上を接種の対象としています。

子どもはワクチンを接種することができますか。

予防接種法に基づく公費での接種の対象は、接種の日に満16歳以上の方です。このため、16歳に満たない方は、ワクチンの接種の対象にはなりません。

現在薬事承認されている、ファイザー社の新型コロナワクチンについては、16歳以上が薬事承認の対象となっています。
また、予防接種法に基づく公費での接種の対象は、接種の日に満16歳以上の方です。このため、16歳に満たない方は、ワクチンの接種の対象にはなりません。

アストラゼネカ社、モデルナ社の新型コロナワクチンでは、18歳以上に対して臨床試験が行われており、今後、提出された臨床試験のデータに基づき、接種の年齢が決められます。また、ファイザー社、モデルナ社 の新型コロナワクチンでは12歳以上の小児を対象とした臨床試験が海外で開始されています。

接種の対象者は、現時点の科学的知見に基づいて決められています。将来的には、接種の対象年齢が広がる可能性もあります。

日本に住んでいる外国人は接種を受けられますか。

日本国内に居住する外国人の方は、原則として接種の対象となります。

日本国内に居住する外国人の方は、原則として接種の対象となります。原則として、外国人登録をしている市区町村で接種を受けていただくことになります。

なお、外国語の予診票や説明書等は、こちらに掲載しています。

新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。

接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。

新型コロナワクチンについては、国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、皆さまにお願いしています。仮にお勤めの会社等で接種を求められても、ご本人が望まない場合には、接種しないことを選択することができます。

なお、職場におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口はこちらを、人権相談に関する窓口はこちらをご覧ください。

接種後の生活

ワクチン接種後、生活上で注意することはありますか。

ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。できるだけ接種当日・翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。

ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。このような症状が出たときのために、できるだけ接種当日や翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。これらの症状は、たいてい数日以内で軽快することが分かっています。
接種部位については、清潔に保つよう心がけてください。

ワクチンを接種した日は、車を運転できますか。

ワクチンを接種した後の体調が良好であれば、基本的には運転をしても問題はありません。ただし、体調に不安がある場合は運転を控えることが大切です。

ワクチンを接種した後の体調が良好であれば、基本的には運転をしても問題はありません。ただし、接種部位に痛みが強く出たり、発熱、倦怠感、頭痛や関節痛などの全身性の反応が出たりすることもあり、体調に不安がある場合は運転を控えることが大切です。

ワクチンを接種した日は、お風呂に入れますか。

ワクチンを接種した日にお風呂に入っても構いません。

ワクチンを接種した日に入浴することに特別な問題はないと考えられます。注射した部位を強くこすらないようにしましょう。ワクチンを接種した後に、入浴した場合としなかった場合での、免疫のつき方や、副反応の違いなどを比較した研究はありませんが、入浴により何か不具合が起きる可能性は低いと考えられます。

ワクチンを接種した後も、マスクは必要ですか。

ワクチンを接種した方から他人への感染をどの程度予防できるかはまだ分かっていません。引き続き、皆さまに感染予防対策を継続していただくようお願いします。

ワクチンを接種した方は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されていますが、ワクチンを接種した方から他人への感染をどの程度予防できるかはまだ分かっていません。また、ワクチン接種が徐々に進んでいく段階では、すぐに多くの方が予防接種を受けられるわけではなく、ワクチンを接種した方も接種していない方も、共に社会生活を営んでいくことになります。

このため、引き続き、皆さまに感染予防対策を継続していただくようお願いします。 具体的には、「3つの密※」の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行などをお願いします。 
※密集・密接・密閉

接種後に発熱した状態で人と会った場合、周りの人を感染させてしまうことはありますか。

ワクチンの接種による発熱は免疫反応で起きるものであり、ワクチンが原因で周りの人に感染させることはありません。ただし、たまたま同じ時期に新型コロナウイルスに感染していた場合は、周りの人に感染させる可能性はあります。

新型コロナワクチンにはウイルス自体が含まれているわけではありませんので、接種しても新型コロナウイルスには感染しません。

接種後の発熱は免疫反応で起きるものであり、ウイルスの感染による発熱とは異なります。この免疫反応によって、周りの人にウイルスを感染させることはありません。ただし、たまたま同じ時期に、新型コロナウイルスに感染していた場合には、気付かずに周りの人に感染させる可能性があります。接種後にも、感染予防対策を続けていただくようお願いします。

ワクチン接種後に献血をしても問題ないでしょうか。

献血は、新型コロナワクチンの接種から48時間が経過した後にお願いします。

献血にご協力いただく場合、現在承認されているファイザー社の新型コロナワクチン接種後は、1回目、2回目いずれの場合も、接種後48時間を経過してから行っていただくようお願いしています。なお、ワクチン接種の有無にかかわらず発熱や全身倦怠感が認められる場合には、症状が改善するまでは献血をご遠慮頂く場合があります。

海外でワクチンの接種を受けた場合、mRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社等のワクチン)を含むRNAワクチンの接種を受けた方は、接種から48時間を経過すれば献血していただくことができます。その他の新しい種類のワクチン(アストラゼネカ社等のワクチン)の接種を受けた方は、現時点では献血をご遠慮いただいています。

ワクチンの接種から献血ができるまでの期間はワクチンにより異なっています。詳しくはこちらをご覧ください。

なお、当基準の適用開始は令和3年5月14日からとなります。

その他

今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか。

「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のことで、義務とは異なります。感染症の緊急のまん延予防の観点から、皆様に接種にご協力をいただきたいという趣旨から、このような規定があります。

今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。

予防接種法に基づいて行われる定期接種の多くのもの(4種混合、麻しん、風しんの予防接種など)にも、同じ規定が適用されています。新型コロナウイルス感染症に係る予防接種については、「予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律」(令和2年12月9日施行)により、同法の規定を適用することとなりました。

※「予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律」(令和2年12月9日施行)の条文はこちらに掲載しています。

ワクチンについて相談したいとき、どこに相談すればよいですか。

自治体の窓口やコールセンター、かかりつけの医師などにご相談ください。厚生労働省もコールセンターを設置しています。

ワクチンの接種を受ける方法、接種の予約等に関するお問い合わせは、市区町村の窓口やコールセンターにご相談ください。また、基礎疾患のある方等で、ワクチンを受けるかどうか相談したい場合には、かかりつけの医師等とご相談ください。

ワクチン接種後に体に異常があるときは、ワクチンを受けた医療機関やかかりつけ医、都道府県の窓口等にご相談ください。

厚生労働省にも、一般的なご質問にお答えできるよう、コールセンターを設置しています。電話番号はこちらをご覧ください。

新型コロナワクチンについて多言語対応の資料はありますか。

複数の言語に翻訳した情報提供資材を厚生労働省のホームページに掲載しています。

予診票、説明書、リーフレットについて、17か国語(※)に翻訳したものをこちらに掲載しています。

(※)英語、アラビア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、フランス語、インドネシア語、クメール語、韓国語、モンゴル語、ミャンマー語、ネパール語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語

ワクチンを接種する前にすでに免疫で守られている可能性はありますか。

自然免疫や他のウイルスに対する獲得免疫などによって、新型コロナウイルスに対する免疫が得られるかどうかはまだ十分に分かっていません。

今回の新型コロナウイルス感染症は、重症化する人がいる一方で、軽症や無症状で済む人も多くいることが知られています。このような症状の違いが起きる理由は、まだ十分に分かっていません。

人間の免疫には、大きく分けて自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫は過去に遭遇したことがない病原体にも反応をしてくれる免疫のシステムです。新型コロナウイルスへの感染予防や重症感染予防について、自然免疫が重要な働きをしている可能性が示唆されています。

また、過去の風邪を引き起こすコロナウイルスなど他のウイルスへの感染や曝露によって得られた獲得免疫が、新型コロナウイルスに対する防御効果があるとする説もあります。しかし、他のウイルスに対する獲得免疫が、新型コロナウイルスに対してどの程度有効であるかはまだ分かっていません。

新型コロナウイルス感染症に対する免疫を得るには、ワクチンの接種により自然免疫と獲得免疫を活性化させることが最も有効です。

(参考資料)
COVID-19 and the human innate immune system
(COVID-19とヒトの自然免疫機構)

Selective and cross-reactive SARS-CoV-2 T cell epitopes in unexposed humans
(非罹患者のT細胞が認識する選択的交差反応的SARS-CoV-2の抗原決定基)

Preexisting and de novo humoral immunity to SARS-CoV-2 in humans
(ヒトにおけるSARS-CoV-2に対する既存および新規の液性免疫)

Seasonal human coronavirus antibodies are boosted upon SARS-CoV-2 infection but not associated with protection
(季節性ヒトコロナウイルス抗体はSARS-CoV-2感染時に増強されるが、感染防御とは関連しない)

免疫力はワクチン接種以外でも上げられますか。

睡眠時間の確保、運動、禁煙、肥満や低体重を避けること、バランスの良い食事を摂ることなどが感染防御のために有利だと考えられています。しかし、食事の工夫などのみでワクチンのように特定の感染症のリスクを下げることは困難です。

「免疫力」は厳密な定義のある言葉ではありません。人間の体を病原体から守る免疫の仕組みは非常に複雑なものであり、免疫機能を単純な言葉で表現することは困難です。

免疫システムは大きく「自然免疫」と「獲得免疫」に分けることができます。自然免疫と獲得免疫はお互いに協力しあって私たちの体を病原体から守っています。栄養、運動、睡眠、ストレス、肥満などが免疫に与える影響については、多くの研究が行われていますが、完全にメカニズムが解明されているわけではありません。一般的に、よく睡眠を取ること、運動すること、禁煙すること、健康な体重を維持すること、バランスの良い食事を摂ることなどが、感染防御に有利に働くのではないかと考えられています。

ワクチン接種は特定の感染症に対して、自然免疫や獲得免疫を活性化させ、感染リスクを下げることが知られています。逆に、食事などの工夫のみでワクチンのように有効な感染症防御を行うことは難しいと考えられています。

ワクチン接種の証明書は発行されますか。

接種後、接種を受けた日付・場所と接種したワクチンの情報が記載された接種済証が発行されます。

接種を受けた後、接種を受けた日付・場所と接種したワクチンの情報が記載された接種済証が発行されます。この接種済証を見れば、いつ、どのワクチンを接種したのかが分かります。

新型コロナワクチン
コールセンター

電話番号 (フリーダイヤル)
0120-761770
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聴覚に障害のある方は、
一般財団法人全日本ろうあ連盟ホームページ
ご覧ください。